という方がいるのではないでしょうか。
Facebook広告は非常にターゲティング精度の高い広告がうてる広告として非常に人気の広告プラットフォームです。
本日はそのFacebookの基本的な部分である配信設定のところを解説していきます!
FacebookはUIが頻繁に変わりますが、本記事は2020年9月の時点での最新UIで紹介していきます!
目次
Facebook広告運用のやり方【設定編】
Facebook広告を実施したいと思ったら最初に準備しなければならないことが1つだけあります!
それがFacebookページになります。
Facebookページを作成する
2020年現在はFacebookページを作ることは非常に用意になっています。
個人アカウントは一個人1つしか作成することができませんが、Facebookページはいくつでも作成することができ、複数人で管理することができます。
そのため、企業であれば全員がFacebookページを作る必要はなく、誰かが1つFacebookページを作成すればFacebook広告をうつことができるようになります。
※バックグラウンドが黒いですが私がダークモードを使用しているためです。。。
左サイドバーの「ページ」をクリック
左サイドバー「新しいページを作成」というボタンをクリック
「ページ名」「カテゴリ」「詳細」を入力
これだけでFacebookページの作成は終わりです。
簡単ですよね?
ページのアイコン写真は必ず入れるようにしましょう!
広告を出す際にクリエイティブの一部として表示されてしまうので忘れないように入れておきます。
キャンペーン設計
ここからが広告運用のすごく重要な部分になります。
このキャンペーン設計がプロモーションを成功させるカギになります。
Facebook広告は3階層に分かれています。
ポイント
①キャンペーン
└②広告セット
└③広告
この3階層です。
キャンペーンと広告セットをどのように分けるのがいいかをまず設計していきます。
キャンペーン
キャンペーンの階層では「プロモーションの目的」を設定します。
大きく分けて3つ。
ポイント
①認知
②検討
③コンバージョン
です。
自分のサイトを多くの人に広めたいのであれば「認知」になりますし、比較検討段階にいるユーザーにもっとサービスをしってほしいなら「検討」、マーケティングの通常ゴールである購入を目指すのであれば「コンバージョン」になります。
管理画面ではもっと細かく目的を設定することができます。
認知
・ブランドの認知度アップ:商品・サービスを認知してくれる可能性が高い人にアプローチする
・リーチ:できるだけ多くの人に商品・サービスを知ってもらう
検討
・トラフィック:サイトへのアクセス数を増やす、アプリの利用者を増やす
・エンゲージメント:投稿やページへの、いいね!やコメントを増やす
・アプリのインストール:アプリをダウンロードしてもらう(アプリストアに誘導)
・動画の再生数アップ:動画を再生してもらう
・リード獲得:メールアドレスなどの情報を獲得する
・メッセージ:メッセージ機能を使って問合せなどをしてもらう
コンバージョン
・コンバージョン:Webサイトやアプリの利用者を増やす
・カタログからの販売:あらかじめ設定するカタログから、ターゲットに応じた製品を表示する
・来店数の増加:店舗などに来店してもらう
Facebookの運用を行うことになった人は最初の設定としてFacebookのPixel(ピクセル)ベースコードを組み込み、WEBサイトのデータをうまく活用した広告配信を目指さなければなりません。 と ... 続きを見る
Facebook広告のWEBコンバージョン計測設定を解説!
※コンバージョンを計測するのであればこちらの設定は忘れずに。
となります。
自分が行いたいプロモーションに沿った目的を選ぶようにしましょう。
広告セット
広告セットでは主にターゲティングを考えていきます。
性別で広告セットを分ける、年齢で広告セットを分ける、Facebook広告の中にはInstagramへの配信ができるため、配信プレースメント(配信面ごと)でわける、興味関心で分けるなどがあります。
例
キャンペーン
└広告セット:男性ターゲティング
└広告セット:女性ターゲティング
ここで注意がするのは広告セットを分けすぎないことです!
注意
良くない例
キャンペーン
└広告セット:10代男性ターゲティング
└広告セット:10代女性ターゲティング
└広告セット:20代男性ターゲティング
└広告セット:20代女性ターゲティング
└広告セット:30代男性ターゲティング
└広告セット:30代女性ターゲティング
└広告セット:40代男性ターゲティング
└広告セット:40代女性ターゲティング
というように性別×年代で細かく広告セットを分けてしまうことがありますが、これはよくない例になります。
1日に使える予算は限られています。
そのため1個の広告セットには十分な予算が使えるようにしておくのがベスト!
上記の例でいくと、もし1日の予算が50,000万円だとすると1つの広告セットには
6,250円しか使えません。
注意
良くない例
キャンペーン(50,000円)
└広告セット:10代男性ターゲティング(6,250円)
└広告セット:10代女性ターゲティング(6,250円)
└広告セット:20代男性ターゲティング(6,250円)
└広告セット:20代女性ターゲティング(6,250円)
└広告セット:30代男性ターゲティング(6,250円)
└広告セット:30代女性ターゲティング(6,250円)
└広告セット:40代男性ターゲティング(6,250円)
└広告セット:40代女性ターゲティング(6,250円)
これでは十分な機械学習を行うことができないため、最適化に時間がかかってしまいます。
せめて分けるのであれば
参考
キャンペーン(50,000円)
└広告セット:男性ターゲティング(25,000円)
└広告セット:女性ターゲティング(25,000円)
このように最小単位にして、機械学習がきちんと学習できる環境にしてあげることが重要です。
配信をしながら効果の高いものに絞っていけばいいので、初期段階から細かくなりすぎないように。
またターゲティングは被らないようにするのも大切!
注意
良くない例
キャンペーン
└広告セット:20代女性ターゲティング
└広告セット:化粧品に興味ある女性
20代の女性ターゲティングの中には、化粧品に興味ある女性が内包されているため、ターゲティングがかぶってしまっています。
この被りが機械学習に悪い影響を与えてしまうので、こちらも避けるようにしましょう。
きちんとキャンペーンの設計ができたら、あとはキャンペーン作成から手順よく進めていけばOKです!
キャンペーン作成
まずはキャンペーンを作成します!
先ほどお伝えしたように自分が行うプロモーションに最適な目的を選択するようにします。
キャンペーン作成をする際には1日に使える予算を入力する項目がありますので、1日に使える予算をきちんと入力します。
広告セット作成
続いて広告セットの作成ですが、こちらでは自分が設計したターゲティング項目を選択するところになります。
設計したものとはズレのないようにセットしていきましょう。
広告セット名の中に自分が設定するターゲティングが何かわかるように名前をつけておくのがおすすめです。
参考
CampaignA
└CampaignA_adset_men
└CampaignA_adset_women
広告作成
最後に広告を入稿して完了になります。
広告も1個の広告セットに対して3〜5本ほど入稿を行い、1本のクリエイティブが十分検証ができる環境を用意してあげることが重要です。
テキストも同時に入稿する必要があるので、テキストとクリエイティブをうまく組み合わせて入稿するようにしましょう。
参考
広告セット
└CreativeA_Text1
└CreativeB_Text1
└CreativeC_Text1
└CreativeD_Text1
└CreativeE_Text1
このようにテキストが一個に固定された状態を作って上げるとクリエイティブの良し悪しが明確になるのでおすすめです。
Facebook広告を開始
広告を入稿し終わったら公開作業を行います。
Facebookは親切な広告媒体なので入稿しても公開ボタンを押さなければキャンペーンは開始されない仕組みになっています。
キャンペーンを作る初期段階でキャンペーンをOFFにしておくとより安心です!
今回はFacebook広告の配信までの流れを説明しましたが、迷うところはなかったですか?
30分程度あればFacebook設定は完了するかと思いますので、ぜひやってみてください!
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Facebook広告のWEBコンバージョン計測設定を解説!
※コンバージョンを計測するのであればこちらの設定は忘れずに。